スクワットは誰もが知ってる筋肉トレーニングです。
このスクワット、隙間時間で効果的にできるエクササイズで特におすすめです。
今回はスクワットの中でも「スロースクワット」と呼ばれるものを紹介します。
スクワットは効率の良い代表的なトレーニング
運動を続けたいけど、なかなか時間が取れなかったり、天気が悪くてウォーキングなどができない、などといったことがあると思います。
しかし、スクワットであれば家の中で行うことが可能です。
スクワットは脂肪燃焼効果のあるトレーニングで、ふくらはぎや太ももなどの脚痩せや、ヒップアップ効果が期待できるエクササイズです。
スクワットで主に使用する太ももの筋肉は、体にある筋肉の中で一番カロリーを消費しやすい筋肉です。
さらにスクワットは下半身だけでなく、腹筋や背筋にも効果のある全身運動です。
そして、スクワットは基礎代謝を高め痩せやすい体を作ることができます。
スクワットは大きな筋肉から小さな筋肉まで多くの筋肉を使用します。
効率の高いことから、なんと腹筋500回分の効果がある、とも言われています。
お腹周りをへこませたい方は腹筋から始める人もいますが、これは間違いです。
腹筋は表面の筋肉であり、太ももやお尻の筋肉と比べると面積が小さく筋肉量はさほど増えません。
お腹をへこませたい方でもまずは全身を使って筋肉量を増やし、痩せる体質を作ることで自然とお腹がへこんでいきます。
スロースクワットはどんな効果があるのだろう?
スロースクワットは、その名の通りゆっくりとやるスクワットです。
このスロースクワットを行うことで、筋肉の質が変化していきます。
人間の筋肉は持久力に優れ、脂肪を消費しやすい「赤筋」と、瞬発力に優れ、糖を消費しやすい「白筋」で構成されています。
低強度のスロースクワットを行うと、この白筋が変化し、糖だけでなく脂肪を消費することができる筋肉となります。
そのために、血糖値と共に脂肪も併せて消費することが出来ます。
このスロースクワットは強度が高くないため、ゆるく始めることができます。
そしてこのスロースクワットは内臓脂肪に効果があることや、コレステロールを下げる効果があることも認められています。
負荷が少ないながらも、非常に効果的にできるスロースクワット、始めてみませんか?
スロースクワットのやり方
スロースクワットのやり方を紹介します。
2.両手は前に伸ばし、目線は正面を見るようにして背筋を伸ばします。
3.そのままお尻を後ろに突き出すようなイメージで膝を曲げて、腰を落とします。
この時、5秒かけて床と太ももが平行になるまで落とします。
4.最後に、5秒かけて膝を伸ばして態勢を戻していきます。
膝は伸びきる前で止めます。
5.3と4を繰り返します。
10回を1セットとし、3セット行います。
しかし、いきなり3セットはできない、という方はできる範囲でOKです。
つらくて嫌になってしまったら元も子もありません。
また、少し慣れてきたら腰を落とした時に下で2秒ほどキープして元に戻しましょう。
負荷をかけたい方は手にダンベルを持って行っても良いです。
スロースクワットが最初はつらくてできない、という人は椅子を使ったスクワットを行っても効果は出ます。
2.前にテーブルのあるところで行い、足を肩幅程度に広げ足はつま先を斜め前に向けます。
3.前のテーブルに手を置き、ゆっくりと立ち上がります。この時に、5秒かけて立ち上がり、膝は完全に伸ばす手前で止めます。
4.5秒かけてゆっくりと腰を落とし、椅子に座ります。
慣れてきたら、椅子に座らずに再度スクワットをしてください。
さらに慣れたら、椅子を使わないスロースクワットに移行してみてくださいね。
スロースクワットのペースですが、もちろん毎日やって構いません。
しかしできない時はできれば週に3回程度を目指して行いましょう。
3回を行っていれば、筋肉が落ちずに維持することができます。
正しいやり方でやることも気を付けましょう。
正しくやってこそ、効果が期待できます。
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