赤ちゃんがお食い初めの時に香の物が入っていますが、香の物が入っている意味とはなんだろう?というのが気になりますよね。
香の物に入れる食材はなにがふさわしいのか?きゅうりや紅白なますでいいの?と気になる方もいると思います。
そこで、この記事ではお食い初めの際の香の物について調べてみたので紹介します。
お食い初めの香の物の意味やふさわしい食材について、さらに詳しく紹介していきたいと思います。
お食い初めの香の物の意味は?
お食い初めは一汁三菜が基本でご飯、お吸い物、お魚、煮物、香の物を御膳に並べますが、それぞれには意味があります。
お食い初めの香の物は「幸の物」にちなんでおり、赤ちゃんの幸せや長寿を願う意味があると言われています。
また、香の物に使用する食材でもそれぞれ意味があります。
例えば「多幸」にちなんでたこの酢の物を入れる場合や、紅白がめでたいことを表すことから紅白なますを使用することも。
梅干を入れる場合には、梅が寒さに耐えて実を結ぶことから、辛抱強くなってほしいという意味があります。
さらには、しわしわになるまで長寿でいてほしいという願いが込められてもいますよ!
お食い初めの香の物に使用する漬物はきゅうりや紅白なますでもOK?
お食い初めの香の物に使用される食材で、上で紹介しているとおり紅白なますはおめでたいものとされているのでOKです。
また、きゅうりの浅漬けはお食い初めの際によく用いられており、きゅうりを選んでも大丈夫です。
お食い初めで正式な香の物は梅干とも言われることもありますが、特に梅干しにこだわる必要はありません。
縁起物なので紅白なますを用意する場合や、身近な食材であることからきゅうりの浅漬けを使用する場合もあり、用意しやすいもので大丈夫です。
お食い初めのそれぞれの食材の意味はなに?
お食い初めの香の物の意味を紹介しましたが、他の食材についても意味が気になりますよね。
そこで、香の物以外についてもそれぞれの意味を紹介します。
ご飯
ご飯は一般的にはお祝い事でよく使われるのはお赤飯で、お食い初めでもお赤飯が用いられます。
お赤飯の赤色が邪気を払う力があるとされており、魔除けの意味も込めてお食い初めなどのお祝いの席で使用されます。
しかし必ずしもお赤飯である必要はなく、地方によってご飯はそれぞれ。
お赤飯を用意できない!と言う方も、白いご飯でも大丈夫ですよ。
お吸い物
お吸い物は「吸う力が強くなり、どんどんお乳を吸って健やかに育ちますように」という願いが込められています。
吸い物に入れる具には、はまぐりや海老、鯛などを使用するのが一般的。
はまぐりは両方の貝がぴったりと合わさることから、「良い伴侶に出会えるように」との意味があります。
さらに、海老は背中が曲がるくらい長生きができるように、という願いが込められています。
また、鯛はおめでたい席で出される食材とも知られており、祝い事につきものなのでお吸い物の具にもうってつけですよね。
魚
魚はなんといっても「めでたい」にちなんで鯛を用意するのが一般的です。
鯛は語呂合わせだけでなく、魔除けの赤色に身が白いことで「紅白」の色合わせからも、祝い膳に欠かせない魚です。
福をもたらす七福神の恵比寿様が釣っている魚も鯛であり、古くからお祝いの席で食されている魚ですが、地方によっては別の魚を用意することもあります。
煮物
煮物にはレンコンや里芋がよく使用されますが、レンコンは穴が開いていることから「将来を見通せる力を持てるように」という願いが込められています。
里芋は小芋がたくさんできることから、「将来子宝に恵まれるように」という意味があります。
大根と人参を使用しておめでたい紅白を表現したりも良いですね。
お食い初めの香の物の意味は?漬物はきゅうりや紅白なますでもOK?まとめ
お食い初めの香の物の意味は?漬物はきゅうりや紅白なますでもOK?という内容を紹介してきました。
お食い初めの香の物には「幸の物」という意味があるのは知らなかった人が多かったのではないでしょうか?
また、お食い初めにはいろいろな食材を用意しないといけないから大変、と思った方もいるかもしれませんね。
そんな方には、全部の食材がセットになっているものが販売されているのでおすすめですよ!
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