ローソク足の見方を初心者向けに解説!FXや仮想通貨トレードに

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仮想通貨やFXをやっている方は、まずやるべきことの一つとしてはチャートを読めるようになることです。
その際に基本となるのは、ローソク足です。

今回はローソク足の見方を初心者の方でもわかるように解説していきたいと思います。

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ローソク足を確認するツール

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仮想通貨をビットフライヤーやBitpointで購入している方は、ローソク足というものを見たことがないかもしれません。
ローソク足とは上の画面のように四角が連続して表示され、これでチャートを表したもので、1分足の場合はこのローソク足が1本で1分を表示しています。
ローソク足は、専用のツールで確認することができます。

MT4、MT5(メタトレーダー4、5)やトレーディングビューというツールを使用して確認することができます。
どれもローソク足だけでなく、チャート分析に役に立つインジケータなどが含まれていますので、これらを使って確認することがよいでしょう。

最初にローソク足が表示されていないときは、表示を変更しましょう。
MT4の場合だと、下の図の赤い四角部分で表示方法を変更することができます。

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また、ローソク足に切り替えても下のようにうまく表示されないことがあります。

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これはローソク足の表示が小さすぎて、ローソク足イメージとして表示されていない状態です。
その場合、画面をズームにしてみましょう。

トレーディングビューを使用した場合は、このように表示されます。
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◆注意ポイント
・ローソク足に表示を切り替える
・ローソク足に切り替えてもうまく表示されない場合、ズームで表示してみる

自分のイメージですが、仮想通貨を触っている人はトレーディングビュー、FXを行っている人はMT4を使っている人が多い、というイメージです。

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ローソク足の見方

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ローソク足の見方ですが、上の図のように理解してください。
一つのローソク足で4種類の情報を確認することができます。

ここからはローソク1本を1分として見てください。
まず、一番上に表示されているのが高値です。
そのため、1分の間に一番高い値がついたところがわかります。

反対に、一番下に表示されるのが安値です。
1分の間に一番安い値がついたところがこちらになります。

始値と終値ですが、ローソク足の色も併せて判断していきます。
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赤線で囲っている部分はローソクの色が黒色です。
これは下のような意味となります。

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始値より上に終値があることがわかります。
ローソクの色が白の場合、前のローソク足より値段が上がったということを表しています。

青線で囲っている部分は次のような解釈になります。

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始値より下に終値がありますね。
今度は反対に、前のローソク足と比べて値段が下がったことを表しています。
初心者の方は、まずは確実にこのローソク足の見方を理解しておきましょう。

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ローソク足のそれぞれの部分の呼び方

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ローソク足ですが、中央に表示されている四角い部分を「実体」と呼びます。
そして、上に伸びている線を「上ひげ」、下に伸びている線を「下ひげ」と呼びます。

上ひげが伸びたにも係わらず終値がその下にあるということは、上の値段にチャレンジしたものの、いったん落ち着いてそれより下で1分が終わった、ということがわかります。

また、価格が上昇して終わった場合のローソク足は「陽線」と呼び、価格が下降して終わった場合のローソク足は「陰線」と呼びます。

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ローソク足の基本種類

ここからは、ローソク足の基本種類のバリエーションを紹介しておきます。

大陽線・大陰線

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通常より実体が長いローソク足を大陽線・大陰線と呼びます。
1分の間に相場が大きく動いたことを示すローソク足となります。

小陽線・小陰線

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通常より実体が短いローソク足を小陽線・小陰線と呼びます。
1分の間に小さな値動きがあったことを表します。

上影陽線・上影陰線

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上影陽線(うわかげようせん)、上影陰線(うわかげいんせん)は、上ヒゲが長いローソク足の形です。
価格が一度上昇した後、何らかの理由で抑え込まれた形となります。

上影陽線は、始値から大きく上昇したが抑え込まれた形です。
上影陰線は、始値から高値を付け、その後大きく下落した形です。

下影陽線・下影陰線

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下影陽線(したかげようせん)、下影陰線(したかげいんせん)は、下ヒゲが長いローソク足の形です。
価格が一度下落した後、何らかの理由で買い上げられたと判断します。

下影陽線は、始値から下落するもその後大きく買い上げられた形です。
下影陰線は、始値から大きく下落し、その後買い戻された形です。

寄引同事線

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寄引同事線(よりひきどうじせん)は、始値と終値が同じローソク足の形です。
「寄引同時線」も同じ意味となります。
上にも下にも試したが戻された形であり、買い手の勢力と売り手の勢力が拮抗しており、方向感がないと判断します。

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