仮想通貨「TEZOS」の特徴や歴史などを含めた基礎知識を紹介します!

仮想通貨,TEZOS,特徴 仮想通貨
スポンサーリンク

仮想通貨TEZOSの勢いがすごいですね。
時価総額が10位まで上昇しています。
ステーキングなどでも人気を博している仮想通貨のTEZOS。
今回はTEZOSについての基礎知識を解説しようと思います。

スポンサーリンク

TEZOSの基本情報

まずはTEZOSの基本情報です。
プロジェクト名: Tezos
シンボル: XTZ
通貨記号: XTZ
発行上限:約7.6億枚
公開日:2017年7月1日
創設者・最高技術責任者:アーサー・ブライトマン・キャサリン・ブライトマン夫妻
公式サイト:https://tezos.com/
公式Twitter:https://twitter.com/tezos
公式medium:https://medium.com/tezos

フランス出身であるアーサー・ブライトマンはコーネル・ポリテクネック大学で数学、コンピュータサイエンスなどを専攻、卒業後はゴールドマンサックスやモルガンスタンレーなど有名企業で活躍してきました。

また、キャサリン・ブライトマンはコーネル大学を卒業後、ウォールストリートジャーナルやアクセンチュアといった企業で活躍、その後は分散台帳技術開発を行う企業であるR3にて戦略に関する役職についていました。

TEZOSプロジェクトは2014年頃からスタートしています。
仮想通貨のうちビットコインやイーサリアムなどの通貨は既に誕生・運用されていましたが、急速な成長したために拡大した需要や問題点の対応に追われていました。
スケーラビリティに起因する取引承認の遅れややハードフォークといった問題点などが挙げられます。

スケーラビリティ問題について、少し解説しておきます。
仮想通貨にはブロックチェーン技術が用いられています。これは、ブロックという固まりをつなげて情報を保持していることからつけられています。
このブロックに書き込める取引データの数は決められており、ブロックの容量がいっぱいになるまでデータが書かれると処理が低下し、送金の遅延が起こります。
そして、送金が遅くなると手数料の高い順に承認していくため、手数料が上がるという点も挙げられます。
これがスケーラビリティ問題です。

また、仮想通貨でバグや問題が見つかった場合、システム修正が必要となります。
システム修正を行う際、多くは「フォーク」にて対応を行います。
これは分裂を意味し、新たな仮想通貨を生み出さなければなりません。
これをハードフォークと呼びます。

TEZOSはスケーラビリティやハードフォークの問題点を解決した仮想通貨として生まれています。

TEZOSの特徴

ここではTEZOSの特徴について紹介します。

いくつかありますので、一つずつ見ていきましょう。

TEZOSはハードフォークを必要としない仮想通貨

仮想通貨,TEZOS,特徴
TEZOSはハードフォークに対応するためにプロトコルをネットワーク、トランザクション、コンセンサスの3つに分割して作っています。
3つに分割することにより、アップデートしてもブロックチェーンが分裂せず、互換性を持たせるようにしています。

プロトコルは、コンピュータ同士が通信をする際に定められた規定のことを指します。
ハードフォークにより仮想通貨が分裂しないことは、通貨の価値の安定を保ち、信頼できる仮想通貨となります。

TEZOSはPoSを採用

TEZOSは、マイニングにおいてはPoS(Proof of Stake)を採用しています。
マイニングとは、新たなブロックを生成し、その報酬として仮想通貨を手に入れる行為を指します。
取引における計算を自身のコンピュータを使用して行ってあげる代わりに、報酬として仮想通貨を得る、という仕組みです。

マイニングには大きく二つの種類に分かれます。
PoSとPoWです。
あまりここでは深くは触れませんが、PoSはPoWに比べてマシンパワーを必要としないという特徴があります。
そのため経費や消費電力を抑えることができます。

TEZOSのPoSはLPoS(Liquid Proof-of-Stake)という形式を採用しており、多くの仮想通貨の特徴である分権的な合意プロセスを形成しています。
取引の計算を行い承認することをバリデータと呼びますが、多くのPoS形式ではバリデータの数が規制されます。
しかし、TEZOSは数万以上のバリデータ規模でも動作することが保証されており、このことから分権的と言われています。

Proof-of-Stakeは、 BitcoinやEthereumが採用しているプルーフオブワーク(Proof-of-Work:PoW)の課題を元に開発されたアルゴリズムとして知られ、開発リソースや経費、消費電力を抑制できる事が期待されています。

一般的なProof-of-Stakeでは、技術的な理由からバリデーターの数が制限される事が多いですが、Tezosのリキッドプルーフオブステーク(Liquid Proof-of-Stake:LPoS)では、数万以上のバリデーター規模でも動作する事が期待されており、全てのステークホルダーが合意プロセスに参加できるため、より分権的であると言えます。
Tezosのバリデーターは、合意プロセスの検証などを行い、ネットワークのセキュリティと安定性に貢献することで、報酬を受けることもできます。

引用:tezosjapan

TEZOSはスマートコントラクト機能を搭載

仮想通貨,TEZOS,特徴
スマートコントラクトという言葉を知っていますか?
スマートコントラクトとは、自動的かつ強制的に履行される、自力執行権を有するデジタルな契約のことを指します。
ブロックチェーン上で動作し、データと同じ方法で保護されるプログラムです。
仮想通貨のイーサリアムも同様の機能を持っていることで知られています。

このスマートコントラクトをイーサリアム同様、TEZOSも持ち合わせています。
この機能を利用することにより、当事者間で交わされる契約書の締結など多くの作業が不要になるため事務コストを削減したり、信頼できない相手と契約する際の証明に使用することができるなど、多くの利点を持っています。

そしてTEZOSではこのスマートコントラクトの形式検証機能も実装しています。
形式検証(Formal Verification)とは、プログラムの設計・検証工程において正しさを数学的に解析・証明することで、そのセキュリティを向上させる手法です。
この機能を持つことから、スマートコントラクトが正しく実行されているかを証明することが可能で、エラーの許されない契約などにおいて通常のスマートコントラクトよりも証明性に優れています。

TEZOSはリング署名を採用

TEZOSでは仮想通貨Morero(モネロ)と同様に、リング署名を採用しています。

一時的にトランザクションを集める際、公開している鍵とされていない鍵がリング状で送られてきます。
こうすることで誰が送金をし、誰が受け取ったかわからなくなる、という機能がリング署名です。
これは匿名性に長けているということになります。

TEZOSのICOとその後について

TEZOSは非常に優れた特徴を持つ仮想通貨であることが分かったとは思います。
2017年7月に行われたICOでは実に262億円を集めることに成功しました。
豊富な資金で順風満帆に進むと思われたプロジェクトですが、ICO後にTezos創設者で、知財をすべて管理しているブライトマン夫妻と、ICOで集めた資金を管理しているTezos財団のヨハン・ゲーヴァース代表の間で内紛が起きました。
この影響で2017年末に予定していたトークンの配布が遅れ、開発が止まってしまいました。

この遅れによる不信感から投資家が訴訟を起こしましたが、2018年8月にはICO時にTEZOS側がトークン配布を約束していなかったことから、この訴訟は却下されました。
多くの場合、投資に対するトークンの配布やサービスの付与は行われますが、基本的には法的拘束力はないためです。

さらに、ICOはアメリカ人に対しても行っていたため、アメリカのSEC(証券取引委員会)からの指摘や調査などが行われる事態になりました。

しかし2018年4月にβネットをローンチ、同年9月にメインネットをローンチしています。

TEZOSの取り扱い取引所

TEZOSの取り扱いは現在日本の仮想通貨取引所では行われていません。
そのため、日本円でビットコインなどを購入し、それと元に海外の取引所で購入するしかありません。
おすすめは一番取引高が高い取引所である世界一位の仮想通貨取引所のBinanceです。
それ以外に有名取引所は Coinbase、Bitfinexなどが挙げられます。

現在Binanceではステーキングを行うことができるので、やはりBinanceがおすすめです。
しかし、Binance以外にもTEZOSのステーキングサービスは始まっているので、普段使っている取引所がそのようなサービスを行っているか、確認してみてください。

Binanceをまだ開設していない方は、こちらからどうぞ。
binance

コメント