シングルモルトはウイスキーの頂点のひとつ!その特徴を紹介します

シングルモルト,ウイスキー,特徴 ウイスキー
スポンサーリンク

シングルモルトウイスキーは数あるウイスキーの種類の中でも、独自の味わいが特徴のウイスキーです。
シングルモルトはどのようなウイスキーなのか、その魅力を解説します。

スポンサーリンク

シングルモルトとはどのようなウイスキー?

ウイスキーの種類のひとつであるシングルモルト。
モルトは英語で「大麦麦芽」を指します。
シングルは単一を表す言葉で、これは一つの蒸留所で作られたウイスキーをを指します。
すなわち、大麦麦芽のみを使用し単一の蒸留所で作られたウイスキーがシングルモルトウイスキーとなります。

複数の蒸留所のウイスキーを混ぜ合わせたものをブレンデッドモルトと呼びます。
ヴァテッドモルトと呼ぶこともありますが、これは古い呼び方です。
現在ではウイスキー協会がブレンデッドモルトに統一する、と宣言したことからこちらの呼び方が主流となっています。

シングルモルトウイスキーとブレンデッドウイスキーの流通量を比較すると、8~9割がブレンデッドウイスキーであり、シングルモルトはどちらかというと少数派
しかし、ウイスキーファンは少数派であるシングルモルトの魅力に目覚め、徐々に傾倒していく人が多数います。

シングルモルトの幅広い特徴はなにによるものだろう?

シングルモルトと一口に言っても多様な種類が存在しています。
その違いが発生する理由はいくつかあります。
それぞれどのような理由で違いが出るのかを見ていきます。

シングルモルトの産地の違い

ウイスキーの5大産地と呼ばれるのがアメリカ・カナダ・スコットランド・アイルランド・日本。
この中でシングルモルトが有名な産地はスコットランド・アイルランド・日本となります。
そんな中でも特に多くの種類があるのがスコットランド。

スコットランドの中でも次のような種類に分かれます。

・ハイランド
・ローランド
・スペイサイド
・アイラ
・キャンベルタウン
・アイランズ

このように6種類に分かれ、それぞれ異なった特徴を持っています。
特にバーで好まれて多くの人が楽しんでいるウイスキーがアイラ系モルトです。
アイラ系モルトはピートと呼ばれる泥炭を使用して熟成させます。
このピートがシングルモルトのスモーキーさを造りあげています。

また、日本のシングルモルトは世界でも高評価を得ています。
ニッカの余市や宮城峡、サントリーの白州や山崎が有名です。
それ以外でも埼玉の秩父で作られているイチローズモルトはワールド・ウイスキー・アワードで常連です。

イチローズモルトはなかなか入手が手に入りにくく、かつ高価なシングルモルトです。
バーで見かけたら、試してみる価値ありです。

シングルモルトの熟成樽の違い

シングルモルト,ウイスキー,特徴
シングルモルトは樽で長時間熟成させてから瓶詰を行います。
そのためこの樽で寝かせている間に味が変化します。

樽の材質で使われているもののほとんどはオーク材を使用しています。
日本では楢と呼ばれている木のことです。
オークは世界では300種類以上あると言われていますが、主に使われるオークはホワイトオークとコモンオークです。
ジャパニーズウイスキーではミズナラと呼ばれる木材を使用することもあります。

この樽は新品をそのまま使うことはありません。
新樽はバーボンやシェリーの熟成に使用され、その樽を次にシングルモルトウイスキーで使用します。
そのため、樽にしみ込んだシェリーの味などでウイスキーの味が変化します。
これがシングルモルトウイスキーの大きな特徴です。

シングルモルトウイスキーで使用される樽の多くはバーボン樽が使用されますが、シェリー樽やポートワイン、マディラワインといったワインで使用された樽を2次利用したり、ラムやビールで使用した樽で熟成するシングルモルトウイスキーも出てきています。

バーボンやワインなどで使用した樽を、2回目の使用で樽熟成したウイスキーをファーストフィルと呼びます。
1回目に使用したウイスキー、ということです。
2回目に使用したウイスキーはセカンドフィル、3回目はサードフィルとなります。
2回目以降はすべてリフィルと表記されることもあります。

シングルモルトのオフィシャルとボトラーズの違い

シングルモルトにはオフィシャルとボトラーズという2種類のボトルが存在します。
オフィシャルは蒸留所が自らバランスや供給量を考えて瓶詰している公式のボトルのことを指します。

一方でボトラーズは瓶詰業者が樽ごと蒸留所からウイスキーを買い取り、その樽をさらに熟成させたり樽を変えたりと公式では造られていないウイスキーのことを指します。
そのためオフィシャルでは熟成年数が最長18年熟成しかないのに20年、30年熟成といったウイスキーが飲めるのもこのボトラーズの存在のおかげです。
既に閉鎖している蒸留所のウイスキーも販売されていたりもします。

ボトラーズはゴードン&マクファイル(G&M)やシグナトリー、ダンカンテイラーなどといった会社が販売しています。
日本の業者だとスリーリバースが有名です。
(三河屋さんですね)
ダンカンテイラーは安価で長熟のウイスキーを出してくれるのでおすすめです。

シングルモルトの熟成年数の違い

シングルモルトは複数の熟成年数のボトルが販売されています。
オフィシャルだとだいたい10年~18年、ボトラーズは8年~30年以上のものが販売されています。

熟成年数が多いほど味がまろやかになり飲みやすくなります。
熟成年数が少ないものは味がシャープで尖ったものになります。

どちらがおいしいかは好みによりますのでどちらがおすすめというのは一概にも言えません。
いろんな年数のものを幅広く味わってみて、自分の好みの年数を探すのが楽しみの一つでもあります。

おすすめのシングルモルトを紹介

シングルモルトは数多くありますが、いくつかおすすめを紹介しておきます。

まず最初に紹介するのはマッカラン12年。
シングルモルトのロールスロイスと評され、シングルモルト好きはマッカランから始まって、結局はマッカランに戻るともいわれています。
シェリー樽で12年以上熟成させた原酒を使用して瓶詰されたオフィシャルボトルで、フルーティさとスパイシーさの絶妙なバランスを取られている味が特徴です。
シングルモルトの王道といえば、マッカランです。

次に紹介するのがカリラ12年。
ボウモアやラフロイグほど男性的な強さはありませんが、アイラモルトの特徴である潮っぽさとピート香を感じるものの、その中にはフルーティさも隠れています。
スモーキーなウイスキーを試してみたいけど、いきなりあまり強いのはちょっと・・・という人におすすめです。

次はサントリーの白州です。
南アルプスのきれいな水で作られたジャパニーズウイスキーで、ミネラルバランスの良い軟水で作られた白州は柔らかい口当たりでさわやかです。
フルーティでコクがあり、ハイボールにするのもおすすめ。
白州は公式ページでも「森香るハイボール」としてハイボールの作り方を紹介しています。
白州1に対してソーダを3〜4の割合で作ったハイボールにミントの葉を一枚叩いて入れると完成です。

コメント