日本酒で一番人気の獺祭は複数種類ある!それぞれを紹介します!

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日本酒の獺祭は今、非常に有名ですね。
しかし、飲んだけどちょっとイメージしていた味と違うな?
そう思った人がいるかもしれません。

獺祭は実は数種類販売されています。
もしかしたら、自分の好みの合わない獺祭だったのかもしれませんね。

獺祭は、「45」や「三割九分」「二割三分」という数字が名前についています。
実はこの数字に美味しさの秘密が隠されています。
現在販売されている獺祭について、紹介します。

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獺祭から販売されている日本酒7種

獺祭から販売されている日本酒ですが、7種類あります。
それがこちらになります。

・純米大吟醸45
・純米大吟醸 磨き三割九分
・純米大吟醸 磨き二割三分
・純米大吟醸 磨き三割九分 遠心分離
・純米大吟醸 磨き二割三分 遠心分離
・磨きその先へ

これにスパークリングを加えた7種類になります。

獺祭 純米大吟醸45

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獺祭には純米吟醸はなく、一番安い種類でも純米大吟醸から始まります。
一番安い獺祭がこの「純米大吟醸45」です。
この「45」という数字ですが、精米歩合を表した数字です。

精米歩合はどれだけお米を残して造ったか、を表す数字です。
45の場合は「45%を残して残りは削ってしまいました」ということになります。
半分以上削ってしまっていることになりますね。

お米は真ん中にでんぷん質があります。
外側はたんぱく質などになり、日本酒を造る際この外側の部分は雑味となってしまいます。

雑味が少なくなればおいしいかというと、そういうわけではありません。
酒造の方に聞くと、大吟醸など精米歩合の数字が少ない日本酒ほど味が似通ってくる、とおっしゃっていました。
そのため、精米歩合が低いものは雑味がなくクリアな味になりますが、それだけ特徴も削っているんですよね。
しかし、味がクリアになるのは間違いありません。

純米大吟醸45は純米大吟醸であり、精米歩合が45%です。
一番安いとはいえ、かなり削ってます。
普通だと大吟醸と呼んでも良いレベルではないかと思います。
とはいえ、獺祭の一番ベーシックとなる日本酒で米の甘みをしっかりと感じることができる日本酒です。

元は精米歩合が50%だったものを、2019年から45%に変更しています。
この5%の違いのこだわりにより、より一層の自信作になっています。
また、とにかく飲みやすい日本酒で、三割九分よりこちらの方が好き、という方も多くいます。

獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分

次に紹介するのは「純米大吟醸 磨き三割九分」です。
こちらの精米歩合は39%です。

45とはまた違った味・香りがします。
こちらの方がより華やかな香りがするとともに、さらに米の甘みを感じることができます。

獺祭の精米歩合は、45、39、23の3種類です。
この「純米大吟醸 磨き三割九分」はちょうど中間にあたります。
日本酒を飲みなれている人であれば、45よりこちらを選んだ方が満足度が高いかもしれません。

自分としては、この磨き三割九分がコスパが良く、手が出しやすく獺祭の中では一番好きなシリーズです。
味のバランスがちょうどよく、なおかつ人にすすめてもみんながおいしいと言ってくれる、そんな日本酒です。

とはいえ、定価は四合瓶で2500円くらいです。
45もそうですが、かなりコストパフォーマンスが高い日本酒です。

獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分

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次に紹介するのは、「純米大吟醸 磨き二割三分」。
精米歩合が23%です。
お米の8割近くを削って造っているということになります。
四合瓶だと定価は5,390円。

やはり多く削っているだけあって、なかなかのお値段。
しかし、満足度は高いと思います。

このお酒は当初「日本最高の精米歩合の酒を造ろう」ということで25%を目指し造られました。
しかし、造っている最中に24%の精米歩合の日本酒があることを知り、急遽23%に変更したそうです。
この日本最高峰の精米歩合により、三割九分よりさらに米の芳醇な香りや味を楽しむことができます。

ただし、この二割三分は多く飲むものではないように思えます。
非常に美味しいお酒なのですが、多く飲むと飲み疲れてしまう、という印象があります。
なにかのお祝いにみんなで1杯ずつ飲む、というのがちょうど良いかもしれません。

獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 遠心分離・純米大吟醸 磨き二割三分 遠心分離

獺祭の磨き三割九分と磨き二割三分には、「遠心分離」という種類が存在しています。
これは遠心分離機という機械を使用して加圧せずに造っていることから、この名前がついています。

では、遠心分離とはなんでしょうか?
日本酒は最終段階には「もろみ」という状態になります。
これを搾ることにより日本酒ができ、残りは酒粕になります。

加圧して搾るともろみからたくさんの日本酒がとれるため、加圧して搾っています。
しかし、これにはデメリットが存在します。
加圧して搾るともろみの雑味が日本酒に混ざってしまうことです。

これを解消するために使われるのが、遠心分離機です。
遠心分離機を使用すると、加圧せずとももろみから日本酒を取り出すことができるのです。
無加圧の状態で取り出すと、もろみ本来の香りやふくらみの美点を損ねることなく日本酒を造ることができます。

酒造メーカーによると、「いやなところが何もない酒質」になるとされています。
これに、通常の搾り方由来のパンチのある酒質を加えて造っています。

ただし、この遠心分離機はとても高価な機械であるため、定価も高くなっています。
とはいえこの「遠心分離」のシリーズは一見、いや一飲の価値ありです。

好みにもよってしまいますが、磨き二割三分よりも磨き三割九分 遠心分離のほうが美味しく感じる人も多くいます。
チャンスがあれば、試してみてください。

獺祭 磨きその先へ

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獺祭の最高峰が「磨きその先へ」です。
どれだけの精米歩合なのかとても気になりますが、実はこれ、精米歩合は非公開。
一升瓶のサイズしか販売されておらず、その価格は定価で33,000円です。
なかなか飲めるものではないですね。

以前は獺祭バーで少量でも飲めたようですが、現在は閉店しています。
日本酒を贈り物とするとしたら、これを選べば間違いなく最高の贈り物になると思います。

開発の裏話が公式ページにありましたので、紹介しておきます。

近年、流通の皆様からより高価格帯の酒を出せないかという要請が多く来ておりました。「一升5万円を超すお酒なら売れるから出してくれないか」とか「レストランで3000円のランチコースを売るためには7000円のランチコースを設定するのが早道、「磨き二割三分」をより売るためにはそれ以上の高価格帯の商品があることが早道」とか言われてきました。

おそらくそのとおりと思います。しかし、商品として売れるからできるかといえば、酒蔵の立場としてはただ高価格を付けるのは簡単ですが、高価格には高価格なりの品質・スタイルが無ければただのマーケティング上の道具です。「獺祭」をマーケティングの道具にはしたくありません。

また、「マーケットを弄ったり煽ったりしない」「あくまでお客様の選択に任せる」ことをモットーとする旭酒造にとって、本質を変えずパッケージを変えたり商品名を変えたりして高価格を付けることはできません。
10年以上の構想期間と開発期間を要して今回やっと発表にこぎつけました。

出典:旭酒造公式ページ

こんな日本酒、一度飲んでみたいですね。

獺祭はこの他にも存在する

獺祭は、ここまで紹介してきた7種類(スパークリング含む)以外にも、限定醸造や獺祭等外などがあります。
等外は通常山田錦で造られる獺祭を、高級日本酒では使われない別の等外米で造った日本酒のことを言います。
獺祭から出されている日本酒はほぼ全て純米大吟醸と表記されていますが、他の日本酒と比べると本来特上の大吟醸と呼んでも遜色のないレベルです。

そのため、等外でも一般の大吟醸レベルといっても差し支えはありません。
このような日本酒を見つけたら迷わずすぐ買うのがおすすめです。

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