2019/09/06 イーサプライバシー強化・銀行不正アクセス

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今日は注目度が高いと思われる仮想通貨ニュースを配信します。
お酒記事を期待した方は、ごめんなさい。
でも、そちらの方もまた書きますので、ご安心ください。
次は、ウイスキーの記事でも書こうと思っています。

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イーサリアムがプライバシー強化

仮想通貨時価総額上位のイーサリアムですが、プライバシー強化を支える技術が一歩進んだ、というニュースが2019年9月3日に報じられました。
研究段階から実験段階へと、実運用に向けて進んでいます。

イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏が5月にイーサリアム・ブロックチェーン上の取引におけるプライバシーの提案を行っていましたが、今回具体化されました。

これは「MicroMix」と呼ばれるミキサーの仕組みを採用しています。
ミキサーとは、取引データを複数混ぜ合わせて個別のアドレスを特定できなくするソフトウェアで、取引情報のプライバシー保護を目的として使用されます。

イーサリアムは「Etherscan」などで特定のアドレスに関連する全ての取引を誰でも確認することができます。
これが仮想通貨の透明性を表している代表的な例ですが、透明性が高いということは秘匿性が低い、すなわちプライバシーが保護されていない状態とも言えます。

MicroMixを使用すると、送信アドレスを不明瞭にすることが可能となります。
これを可能にするのが「セマフォ(Semaphore)」と呼ばれる匿名の情報伝達技術です。
セマフォを使用するとユーザーの特定情報ではなく、以前に承認された事柄のみを送信します。

セマフォはスマートコントラクトで構成されていますが、近い将来において、匿名ログインや匿名投票、報道などのプライバシー強化にも使われることが見込まれています。

MicroMixはまだ実験段階であり、イーサリアムテストネット「Kovan」上のみでプロトタイプとして実験されています。
そのために動作保証もしておらず、実運用は避けてほしいと開発元が表明しています。

匿名性の高い仮想通貨は、既に存在しています。
代表的な通貨は「DASH」が挙げられます。

DASHは個人のアドレスや取引履歴などが公開されない仕組みを採用しており、秘匿性が高い仮想通貨です。
DASHは時価総額も上位であり、取引の高速承認も可能な仮想通貨で人気の通貨でもあります。

しかし、この「匿名性」が高いことは元々の仮想通貨が持つ「透明性」と相反する特徴になります。
匿名性が高い点は、犯罪に使われても情報を追うことができなくなります。
マネーロンダリングなどが懸念事項として、以前から挙げられています。
使う人によって、それが好意的なものにも嫌悪されるものにもなってしまう可能性を持っているということになります。

とはいえ、使い方を間違えなければ有効な手段であり、今後伸びていく技術だとは思います。
ブロックチェーン技術はまだまだ未発達な技術。
どのように生かしていくかは、今後の検討次第です。

有効な使い方が実装されていくことを期待しましょう。

Jコインペイで不正アクセス、BTCを要求

みずほ銀行が提供するQRコード決済サービスの「Jコインペイ」で、加盟店専用のテストシステムに第三者からの不正アクセスがあったことが発覚しました。
これは、みずほ銀行が2019年9月4日に発表したものです。
加盟店データが削除され、代わりになんと仮想通貨のビットコインを要求する文言が残されていた、とのことです。

不正アクセスを受けた情報は、加盟店企業の代表者・担当者の氏名と連絡先の情報とのこと。
加盟店企業は7930件ですが、IDやパスワード、口座番号や暗証番号を含む、加盟店とユーザーの利用や決済に関する情報はこのシステムでは使用しておらず、不正アクセスはされていないと説明しています。

不正アクセスが行われた原因ですが、みずほ銀行によると手順の誤りによって一時的にインターネットを通じて外部のネットワークにつながり、アクセス可能になってしまったことが明らかになりました。
現在はアクセスができないように遮断されています。

この件ですが、直接は仮想通貨は関わっていないのですが、仮想通貨であるビットコインを要求してきた、というのが注目すべき点だと思います。
それだけ仮想通貨が当たり前の存在になってきている、ということですよね。
喜ばしい事件ではないですが、仮想通貨が世に知れ渡ってきた、ということが確認できる事件とも言えます。

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