ビットコインが高騰を見せています。
2019年4月2日に急騰し、引き続き好調な値動きを見せています。
ビットコインはなぜこのように高騰したのでしょうか?
また、専門家は今後はどのような値動きになると見ているのでしょうか?
簡単にまとめてみました。
ビットコインが好調!2019年の高値を更新!
ビットコインの価格は2019年4月2日、日本時間の13時に価格が高騰しました。
55万円を突破し、2019年の最高値を更新しました。
この高騰は2018年の下落後から、一日の最大上昇率となりました。
これは長期レンジでの抵抗線のポイントに差し掛かり、上昇相場への期待感から買いが強まった、とみられています。
また、ビットコインドミナンスが50%割れ直前のタイミングのため、これも一つの要因として考えられます。
2018年8月に50%を回復して以来、初の50%割れ直前でした。
仮想通貨のドミナンスは、その通貨が仮想通貨市場全体でどれだけのシェアを占めているかを表す指標です。
ドミナンス、とだけいうと大抵はビットコインドミナンスを指しますが、アルトコインでもドミナンスは存在します。
ビットコインドミナンスが上昇し、アルトコインドミナンスが低下している場合、資金がビットコインに流れている状態となります。
反対にアルトコインのドミナンスが上昇している場合はアルトコインに資金が流れている状態です。
半年の間ビットコインドミナンスが50%以上を占めていましたが、それを割るのではないかということが意識されたとする見方もあるようです。
ビットコインはなぜ急騰したのか?専門家が分析
ビットコインは58万円台まで上昇が続いており、今なお下落はしていません。
ビットコインの上昇を受けてアルトコインも全面高を記録しており、買い戻しが見られています。
ビットコインの急騰時、大口のビットコイン投資家、いわゆるクジラの存在の影響があったともいわれています。
コインベースを始めとする主要な仮想通貨取引所などで総額約1億ドル相当の20000BTCが取引されていたと報じられています。
この取引が行われた際、アルゴリズムに管理された取引がされたようで、わずか1時間のうちに7000BTCが取引されていたようです。
また、投資家のトム・リー氏はビットコインの価格が200日移動平均線を突破したことを評価しています。
これは、チャートの読み方の一つであり、買いパターンの一つになります。
このことが影響して、買いが多くなり価格が高騰したものと指摘。
さらに、同氏は6か月先の利益率は193%となっていると述べており、今後のビットコインの価格は大幅に上昇する、と見ています。
ビットコインは買われすぎ?今後は下落の可能性も
4月2日から好調な仮想通貨相場ですが、このまま上昇が続くのでしょうか。
前述のトム・リー氏はビットコインの適正な価格は1万4000ドルと公言しています。
これは、現在稼働しているウォレット数から算出した、としております。
しかし、同氏はビットコイン強気派ともいわれている人物です。
一方でブルームバーグのアナリストは、買われすぎと警鐘を鳴らしています。
これは、2017年12月に最高値を付けた以来最も買われすぎな水準であり、過去に同じようなパターンが見られた時はその後数週間下落が伴った、と語っています。
巨大なバブルがあれば、売る人も多くいる、とも述べています。
今後、ビットコインの価格は下落すると考えているようです。
ビットコインの今後の価格についての所感
高騰したビットコインの価格の原因と、今後の見通しについて簡単にまとめてみました。
個人的な意見としては、またビットコインの価格は下がるのではないかと思っています。
あまり根拠となるものはありませんが、上がると思っている時は下がり、下がっていてセリクラが来るのでは?と思っていたら突然上がるのがビットコインであり、仮想通貨です。
今後はこのまま好調を保ったまま上がるのでは、という期待感の中では一旦下げるのではないか、と感じています。
4月末から5月にかけて、40万円前半くらいまでは落ちると思います。
完全に予想が外れる可能性は大いにあります。
みんなでビットコインの今後の価格について、いろいろ予想してみるのも面白いですね。
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